柿の葉すし本舗たなか

「大和路ショップ」柿の葉すし本舗たなか

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奈良五條の
風土が生んだ
ふるさとの味

現在のような物流網や冷蔵設備のない時代、川を遡って運ばれてくる海産物や塩は海から遠く離れた山里の人々にとって大変貴重であり、薄くすいた塩鯖をにぎり飯に添え、裏山の柿の葉で包んで重石をきかせた柿の葉すしは夏祭りのご馳走として地域の集まりや家族の食卓には欠かすことのできない行事食でした。

五條から隣の西吉野にかけては全国でも有数の柿の産地。貴重なタンパク源である魚を塩でしめて保存性を高め、乾燥を防ぐために柿の葉で包み、重石で余分な空気を抜き発酵を促す、という発想はまさに奈良五條の風土が生んだ先人たちの知恵の凝縮であり、200年以上の時を経てもなお、郷土料理として受け継がれている食文化なのです。

柿の産地であることから、身近にあった柿の葉で包まれた柿の葉すしですが、最近では、柿の葉すしに使われる素材について様々なことがわかってきました。
海の幸、山里の恵みが凝縮された柿の葉すしには先人たちの知恵が沢山詰まっています。

日が経つにつれ熟成し、できたてから少しずつ味が変化するのが柿の葉すしの特徴です。馴れすしの一種とされ、かつてはきつく塩あてした鯖を使い、重石をすることで数日間食べられていました。

最近は減塩志向の高まりもあり、鯖にあてる塩や重石も昔に比べて控えめとなったため、一番の食べ頃は一晩寝かせた翌日とおすすめしています。寝かせることで塩角が取れ、すし飯に鯖の旨味と柿の葉の香りがしみ込み、熟成した深い味わいになるのです。


送れるおすし

お取り寄せやお届けの場合は配送中に寝かせることで、お手元に届いた時が一番の食べ頃となっております。
鯖のまったりとした旨味と柿の葉の芳醇な香りがしみ込んだすし飯の深い味わい、海の幸と山里の恵みが織り成す三味一体の味をぜひご堪能ください。

一つずつ柿の葉で包まれている柿の葉すしには「取り分けしやすい」「お箸やお皿を使わず手軽に食べられる」「一口サイズ」といった特徴があります。
また持ち運びしやすく、保存性に優れているため暮らしの様々なシーンに使うことができます。


愉しみ方あれこれ

お中元・お歳暮・各種贈り物に

奈良五條に江戸時代から伝わる「ハレの日のご馳走」を和のギフトとして。
整然と詰められた柿の葉すしには自然の素朴さと上品さがあり、大切な方への贈り物として最適です。

日本に伝わる贈り物の文化
お茶会やパーティーで大活躍

一つずつ柿の葉で包まれている柿の葉すしは大人数でも取り分けしやすいのでパーティーや会合など、沢山の人が集まる場にぴったり。
お茶やお酒に合うご飯ものとしてはもちろん、サンドイッチ感覚で「和のおもてなし」を演出できます。
お取り寄せやお届けの場合は配送中に寝かせることで、お手元に届いた時が一番の食べ頃となっております。

手土産や差し入れ、プチギフトに
日本酒とともに

主食にも、おつまみにもなる柿の葉すしを辛口の日本酒とともに。
柿の葉の芳醇な香りを愉しみながら、鯖のまったりとした旨味がしみ込んだすし飯を一口、最後はすっきりとした辛口のお酒で流し込む。奈良の地酒と合わせるのもまた格別です。
辛口の日本酒を柿の葉すしで

※当ネットショップでも、日本酒を多数取り揃えておりますが、商品の特性上、お届けは別便となります。
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あったか裏メニュー

寒い季節には冷たいご飯が固く感じられる時があります。そんな時は柿の葉すしをオーブントースターか焼き網で柿の葉ごと5〜6分しっかりと焼くのが「たなかのおすすめ」。ご飯はふっくら、炙られた鯖の脂が溶け出し、柿の葉の芳醇な香りが一層広がるあったか裏メニューの完成です。
いつもとは違った柿の葉すしの愉しみ方をぜひお試しください。

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